当院では、管理栄養士と医師の二人三脚で、1人1人の患者様に最適な治療法を提案いたします。
糖尿病を治療するにあたり、薬だけに頼った方法はお勧めできません。なぜなら、糖尿病治療の基本は食事療法だからです。
もし、薬で血糖値を下げる治療をしていたとしても、食事に気を配らなければ、そのうち高血圧や脂質異常症など、別の病気を併発し、薬の量もどんどん増え、身体的にも金銭的にも負担が大きくなるばかりです。
2017年4月より、横浜市立大学 内分泌糖尿病教室で糖尿病の専門家として勤務していた佐々木医師をお迎えしました。
糖尿病の疑いがある方、糖尿病と診断を受けられた方、早期治療で健康を取り戻していただくためにも、ぜひ当院に一度ご相談ください。
横浜弘明寺呼吸器内科・内科クリニックは医師も信頼しているクリニックです
糖尿病学会専門医・医学博士 脇嘉代先生
糖尿病の治療の基本は生活習慣の改善です。
糖尿病治療のお薬を飲んでいたりインスリン等の注射製剤を打ったりしていても、健康的な生活習慣が良好な血糖コントロールを維持する上でとても大切です。
健康的な生活習慣と言っても一人で行うのはとても大変なことです。
三島先生は患者さん一人一人の生活を尊重しながら、患者さんに寄り添った、チームによる糖尿病の療養指導を進めています。
いつお会いしても、「うちのクリニックでは糖尿病の療養指導に力を入れているんだ。
糖尿病教室を開いて糖尿病について勉強してもらいながら、それぞれの患者さんにあった療養指導を提供すると、薬に頼っていた患者さんが薬を止められることもあるから。」と熱っぽく語る三島先生の姿はとても印象的です。
毎日続けるのは大変だな、とか、我慢ばかりしていられない、とか色々な思いを是非、三島先生にぶつけてみてください。
横浜弘明寺呼吸器内科・内科クリニックのスタッフが一丸となってサポートしてくれるはずです。糖尿病など、生活習慣病の治療経験豊富な医師がそれぞれの病状にあわせ、適切な治療を提供。
必要最小限の薬で、血糖値をコントロール。
食の専門家によるサポートで食生活を改善。
「日々続けられる」食事療法をご提案することで安心した生活を手に入れることができます。
あなたの不安や疑問を解消できる糖尿病教室を毎月開催。
他の参加者と健康についての情報交換ができる場です。
一人で抱えてしまいがちな悩みを、皆さんと一緒に解決しましょう。
糖尿病の3大合併症である、目が見えなくなる、腎臓が悪くなって透析をする、神経障害で手足のしびれが止まらなくなる、という状態になるのを防ぐためには、HbA1cを安定して7.0%未満にコントロールする必要があります。
HbA1cを安定して7.0未満にするためには、薬を飲めば改善すると勘違いされがちです。インスリン注射をすればいい。薬を飲めばいい。それで血糖値が下がれば、好きな物を好きなだけ食べられる、と思っている患者さんも少なくありません。
また、「食事に気をつければいいんでしょ?」と思っていても自己流の食事療法で数値が下がらない患者さんも多くいらっしゃいます。
当院では、ご自身の病気、薬の効果、服用のタイミングを正しく理解していただくこと。食生活についての正確な知識を学び、健康に導くこと。定期的な検査で病状を把握、コントロールすること。これらすべてを重要と考え、患者さまに必要な投薬、栄養指導を実施しています。
糖尿病の治療は、専門的な知識・経験が豊富な医師が診察にあたります。
腎臓の悪い方は、院内で腎臓の専門医に、心臓の悪い方は循環器内科専門医に紹介し、治療を引き継ぎますので、新たに他院に出向く手間がありません。
当院には食事療法の専門家である管理栄養士が在籍し、栄養指導を実施しています。
栄養指導と聞くと「自分の食生活だと怒られてしまうかも…」と心配される方もいるかもしれませんが、当院の栄養指導は、あなたの食事内容をお聞きした上で目標を設定し、「無理なく」目標達成できるように患者さまと一緒に考えていきます。
当院では毎月、糖尿病教室を開催しています。毎回10人以上の患者さんが参加されています!個人での栄養指導とは違い、食材や合併症など、ひとつのテーマについて管理栄養士が解説します。
アットホームな雰囲気で、同じ悩みを持つ方との情報交換の場にもなりますし、毎回笑い声が絶えません!
今までにご参加いただいた方の中には、グルーブで指導を受けるため、患者様同士で刺激になり治療に対するモチベーションが上がってHbA1cの数値が改善したという方も多くいらっしゃいます。
糖尿病の治療は、コントロールが重要で定期的な通院が必要になってきます。
当院では、完全予約制なので最小限の待ち時間で診察を受けていただくことができます。
当院では、みなさまに「無理なく」食事療法を継続していただけるように管理栄養士がサポートしています。
毎回食事の記録をみせていただき、それぞれのライフスタイルに合った食事の注意点などをお伝えします。
また、検査値と照らし合わせながら改善策を一緒に考えていきましょう。
ご自身で食生活について気をつけていただくことはとても重要です。
しかし、それでも改善がみられない場合はぜひ専門家に任せてください。
私たち、管理栄養士はさまざまな視点から食事の改善方法をご提案します。
当院に通院されている患者さまからは
「食品のカロリーがどれくらいなのか教えてもらえて勉強になった」
「炭水化物を摂りすぎていることに気づいた」
「自分の考えていた食事と、理想の食事では差があることを知りました。」
などの声を数多くいただいています。
「基準値から少し高いだけだから、別に治療する必要ないのでは?」と思われる方も多いかもしれません。
しかし、そのままにしておくと今以上に血糖値が上がってしまう可能性があり、投薬やインスリン注射が必要になるかもしれません。
また、高血糖の状態が続くと合併症の恐れもあります。早いうちから生活習慣を見直すことがとても重要です。
糖尿病は、血液検査をした際に血糖(血液の中に含まれるブドウ糖の値)という値が高い状態が続く病気です。
血糖の量は、食事のほか、さまざまな原因によって変動しますが、健康な人の体内では、変動する血糖がインスリンというホルモンによって、いつも一定に保たれています。
しかし糖尿病になると、何らかの原因でインスリンがうまく働かない、インスリンの分泌が少ないなどで、血糖値の高い状態(高血糖)が続きます。
初期の状態ではこれといった自覚症状はありませんが、気づかずに長期間血糖の高い状態が続いていると、やたらに喉が渇く、しきりに多量の尿が出る、何もしないのに体重が落ちる、などの自覚症状を感じるようになります。
自覚症状はほとんどなく、自分は健康だと思ってしまいがちですが、放置してしまうと高血糖状態が続き、さらなる高血糖を招きます。
特に、食後血糖値が高い状態は動脈硬化が進行すると言われ、糖尿病患者の動脈硬化発症率は、糖尿病ではない人に比べると3~5倍高いとされています。
すぐに血糖コントロールを始めれば、合併症の心配はありません。
長年放置したり、コントロール不良な状態が続くと、全身の血管がダメージを受け、様々な合併症を引き起こします。
およそ9年で糖尿病神経障害を発症すると言われています。
糖尿病神経障害は、手足のしびれや痛みから始まり、進行すると感覚がにぶくなり、足先に傷ができたことに気づかずに悪化させ、足を切断しなければならないケースが多くあります。
糖尿病を放置すると、20年後には80%以上の人が糖尿病性網膜症を発症します。
年間4000人もの人が、網膜症が重症化して失明に至っています。
また、20%の人が糖尿病性腎症を発症し、腎不全になると人工透析が必要となります。
日本透析医学会が2012年に行った調査によると、糖尿病腎症で人工透析を始めた人は年間1万6,971人にのぼります。
当院では、あなたの状態に合わせた治療法を提案いたします。
すべての治療の基本は食事療法です。
不適切な食事習慣を放っておくと、血糖値が高く危険な状態が続いてしまいます。
もし、薬で血糖値を下げる治療をしていたとしても、食事に気を配らなければ、そのち高血圧や脂質異常症など別の病気を併発し、薬の量はどんどん増えて、身体的にも金銭的にも負担が大きくなるばかりです。
食事療法は管理栄養士のサポートを受けながら行っていきます。
性別、年齢、肥満度、日常生活やスポーツによる身体活動量、血糖値、合併症の有無などを考慮して、その方にとっての適切なエネルギー摂取量を設定し、「食品交換表※」を用いて、食事を管理していきます。
※食品交換表=糖尿病の食事療法(バランスのとれた糖尿病食)が続きやすいように考えられた本です。
誰でも実践できるよう、含まれる栄養素ごとに食品をグループ分けし、わかりやすく解説しています。
「基本的な知識はもう十分身についている」そんな方でも、毎日の暮らしの中で、「こういう時どうしたらいいんだろう?」と悩むことが多いはず。
当院では、一人で抱えてしまいがちな悩みをスタッフや参加者の皆さんと共に解決する「糖尿病教室を」開催しています。
当院の糖尿病教室は、スタッフが一方的に講義をするのではなく、一人の疑問をスタッフと参加している皆さんで一緒に考えます。
人見知りだったり、話すのが苦手だという方は、もちろん話を聞いているだけでも大丈夫です。
同じ病気を持つ方の話は、大きなヒントになると好評です。
糖尿病教室は毎月第2水曜日の午後2時から開催(変更する場合もございます)
当院は京浜急行線弘明寺駅より徒歩3分、またはJR東戸塚駅よりバス25分です京浜急行線弘明寺駅より徒歩3分
JR東戸塚駅よりバス25分